2015年 10月 18日 里山保全技術者養成講座2015開講 |
「NPO法人日本森林ボランティア協会」の山本博様です。
「NPO法人日本森林ボランティア協会」では、
市民参画を呼び掛け、森林再生を目指す森林ボランティア活動と、
森林ボランティアリーダー養成講座「森林大学」を開講されています。
森林ボランティアリーダー養成講座は17年間にわたり、30回実施されてこられました。
山本様をはじめ、NPO法人日本森林ボランティア協会の皆様には、
これから長期にわたりお世話になります。
本日は、「安全講習」を実施していただきました。
「里山の基礎」についてご講義いただきました。
[里山の基礎]
○里山って何?
○里山放置林の問題って?
(多様性の減少、種の絶滅、景観の破壊、遷移の移行などなど・・・)
○元の里山林に戻すことを目指すべき?
(経済的にムリ)
○里山放置林を放置し続ける? or 手入れする?
○里山林の生産機能以外の価値って?
(生産機能以外の機能=環境機能、減災機能、文化機能)
○市民参画型の里山放置林管理の方法は?
(①植物、群落、環境などの基礎条件から学ぶ ②調査も行う ③ゆっくりと丁寧に管理を行う(効率を求めない) ④住民による日常的・継続的な管理)
○目標はどこ?
(多様性夏緑高林)
これから、里山保全を学ぶにあたって、大切なお話頂きました。
ありがとうございました。
「里山保全技術者養成講座2015」は、2月の閉講まで全9回で実施いたします。
今後も実施の様子をご紹介いたします。
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