2016年 12月 24日 モノを長く使う~電池の扱い方と捨て方~ |
おもちゃの交換システム“かえっこバザール”には電池を入れて使うタイプのおもちゃがたくさんやってきます。
残念ながらスイッチを入れても動かないモノもやってきます。。。
電池を確認すると、液漏れしていて白い粉がふいています。
これは乾電池の中の電解液が、空気中の二酸化炭素と反応して結晶化したものです。
染み出した液体は電極を腐食して錆びつかせ、機器の内部まで入り込んだ場合には電子回路まで腐食して機器をダメにしてしまいます。。。
液漏れの原因
「電池の使用中や使用後の液もれ」は異常なガスを安全に抜くための動作です。
使わない機器に電池を入れたままにしたときや、誤って逆装填したときは液もれを起こす場合があります。
火のそばや炎天下、高温になった車の中などに放置しないようにしましょう。
ポケットやカバンに電池と一緒にキーホルダーやネックレスなど金属類と入れることも厳禁です。金属類とは分けて保管しましょう。
液漏れ防止対策
①乾電池を定期的に交換する
②長期間使わない機器は乾電池を外しておく
③電池交換の際は全て同一銘柄の新品に
④乾電池の挿入方向に注意
⑤古い乾電池は使用しない(使用推奨期限内に使用を開始すれば概ねOK!)
処理方法
電池の液が皮膚・衣類へ付着すると、皮膚に傷害を起こすおそれがありますので、直ちに水道水などのきれいな水で洗い流してください。
電池の液(粉)が目に入らないようにしてビニール手袋を着用した上で排除しましょう。
目に入った場合は、こすらずに水道水など多量のきれいな水で十分に洗ってください。
[電池BOX部分]
①少量の水を含ませたティッシュや雑巾で電池の液(粉)をしっかり除去する
②乾いた布やめん棒を使用して乾拭きしておく
③電池の接地面が腐食や錆びている場合は紙やすりで接地面を磨いておく
④新しい電池と交換する
これで、通電・作動すればOK!
電池の捨て方
・筒型乾電池→有害ごみとして決められた日に出してください。
・小型充電式電池やボタン型乾電池:収集できません。販売店又は回収協力店の回収箱に入れて下さい。
また、複数の電池や、金属製品を一緒に入れて保管していると、プラス極とマイナス極がつながり、大きな電流が流れて、発熱や発火を起こす可能性があります。
捨てる前には絶縁してください。
プラス極とマイナス極にセロハンテープやビニールテープをはると絶縁することができます。(小さなお子さんのいるご家庭では、お子さんの手の届かないところで保管することをお忘れなく。)
絶縁していないと、ゴミ収集車などの火災の原因になったりもするようなので、気をつけたいですね。
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