イベント・ワークショップのレポートや里山の自然をご紹介。

2023年 11月 17日

営業終了まであと半月。妙見の森ケーブルに乗りました。

12月3日をもって営業終了となる「妙見の森ケーブル」。
運営する能勢電鉄によると、

関連施設のリフト、バーベキューテラス、足湯も営業を終了するとのこと。

残念です・・・

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妙見の森は、ゆめほたるのご近所です。

あと半月ほどで営業が終わるのを前に、足を運びました。

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現地には、ケーブルカーに乗るために多くの人が訪れています。

平日だったのですが、たくさんの人の行列が。

急傾斜を力強く登る雄姿をカメラに収めようとする人の姿もありました。

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「ありがとう妙見の森」のスタンプもありました。

専用の台紙にペタリ。

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妙見の森には「63年間ありがとうございました」と書いたのぼりがあちこちにありました。

事業を展開してきた能勢電鉄が掲出しているものです。

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利用者や地元に対する、能勢電のみなさまからのお礼の言葉ですね。

地元にかかわる者としては

「こちらこそありがとうございました」

とお伝えしたい気持ちです。





# by kuni_yumehotaru | 2023-11-17 12:29 | 地域の話題

2023年 11月 13日

第4回ゆめほたる里山学校

ゆめほたる里山学校第 4回
 [野生動物被害対策
講師:高柳敦准教授(京都大学)
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★室内講習「野生動物被害対策」
~確実に被害を止める防護柵技術~


●防護の必要性



●シカによる森林被害



●野生動物被害から防護する技術



●設計・資材



●設置



●維持管理



●維持管理も含めたコスト




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★【修了生の事例紹介

修了生の角村さんは和菓子屋さんで、

能勢の「栗」を守るために一肌脱いでしまった人です。

「使う」人が、「作る」も担うことに。

和菓子の材料として使ってきた能勢の「銀寄栗」が、

生産者の高齢化、後継者不足で、このままでは「マボロシ化」するのでは⁈

「銀寄栗」発祥の地で廃れてしまうことに、黙っちゃいられない!

と、栗を作り始めてしまったとのこと。

モチロン全くの初心者スタートです。。


そしてそこから

栗の仕立てを習い、

チェーンソーを使って畑を拡充し

草刈りに明け暮れ。。。

手塩にかけた栗園に野生動物が複数で押し寄せる!

そんな日々がやってきました。

野生動物との本気の闘いが開幕です。


収穫期にイノシシにごっそりやられた時は、

「この歳ですが、ホントに泣いてしまった。」とのこと。

●「電柵に挑戦!」

柵線のピッチをどんどん狭めていったり、2段構えにしたり。。


●「金網柵に挑戦!」

高柳先生の講座で習ったことを実践。

重たい金網柵を担いで登り設置。

「絶対にシカに入らせない!」


●「罠猟に挑戦!」

遂にはわな猟の資格を取り、捕獲も。

今期は野生動物による被害はなかったそうですが、

雨不足で不作だったそうです。

生産者としての闘いにお休みはなさそうですが、

季節ごとに出会う草花や、

昆虫や野鳥と触れ合う喜びを知ったことは

大きな収穫だそうです。




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★野外実習「防護柵の点検・補修

①多目的広場編




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「チェックリスト」

下にあきがないか。
浮きがないか。
弛みがないか。
穴がないか。
侵入した形跡がないか。
支柱が倒れていないか。

ぐるりと点検していきます。


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「防護柵のパッチワーク」

弛みがあり、高さが150㎝に。。。

これではシカに喜ばれてしまいます105.png

ありあわせのアニマルネットでつぎはぎます165.png



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「浮きがないかチェック」



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「アンカーの打ち方」

垂直ではなく角度をつけて

隣り合うアンカー同士は対角に。
あべこべに
角度をつけて
抜けにくくする!



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②林内(エドヒガン北の森)編



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「パッチディフェンス」

設置に関する注意点



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「谷跨ぎになっている防護柵」

これまで、2回も土砂で潰されているヶ所です。

土砂の影響を受けない防護柵のカスタマイズについて
みんなで意見出し。
シカになったつもりでシミュレーションしてみます109.png


高柳先生にボランティアでも対応できる策について
アドバイスをいただきました!


※本事業は「公益社団法人国土緑化推進機構」の「緑の募金」の支援を受けて実施しています。
本事業は「ひょうご環境保全連絡会」からの助成を受けて実施しています。



# by kuni_yumehotaru | 2023-11-13 13:20 | ワークショップ・講座関係

2023年 11月 11日

秋の北摂里山デー2023秋の里山フリーマーケット開催いたしました~!!

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とっても良い天気169.pngなんと、27度!暑い174.png
ふりまで、掘り出し物探しに、大賑わいでした。
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森の中では、ツリークライミング。準備運動。
木の上からの景色は、格別です。
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黒川ファームのとれたて新鮮野菜販売も大盛況。
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館内では、待ってました~かえっこ104.png
おもちゃGET!みんなニコニコでした。
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ゆめほたる講師陣の即売とワークショップ。
和布リメイクの小物、木工作品の販売。
こちらは、レザーでキーホルダー作りです。
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珈琲講座の渡邊先生の淹れたて珈琲の販売。
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うちエコ診断で、節約、eco活動、家計をお得に。
アドバイスいただきました。
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川西出身アーティスト「金島 準一郎」さん
カホン奏者の「中山 拓人」さん
猪名川音楽倶楽部+ゆめほたるカホーンズ
コラボ演奏169.png盛り上がりました~!!
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ファンクラブも追っかけて、聞きに来てくれます。
ビックバンドコンサート!

とっても賑わいのある秋の里山、国崎クリーンセンターでした。


# by kuni_yumehotaru | 2023-11-11 17:59 | 催事関係

2023年 11月 10日

環境読書感想文コンクール2023 結果発表!

環境読書感想文コンクール2023 結果発表!
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小手鞠るい先生からの講評2023

【最優秀賞】

小学校3-4年の部    小川 佳穂     石川県野々市市立野々市小学校3

題名『のこさず食べよう』  「給食室のいちにち」 大塚菜生 () 株式会社少年写真新聞社


小学校5-6年の部    恩田 彩蓮    東京都板橋区立若木小学校6

題名『「平和」と「自然」と「芸術」』  「ぼくたちの緑の星」 小手鞠るい()  童心社


【入選】

◆中学生の部           竹下 有希    甲南女子中学校(神戸市)3

題名『はじめてのエシカル』  「はじめてのエシカル」 末吉里花()   山川出版社


【審査員特別賞】

◆中学生の部           高島 那々泉   甲南女子中学校(神戸市)3

題名『本当のエコ活動から始めよう』  

「これってホントにエコなの?」 ジョージーナ ウィルソン=パウエル ()   東京書籍

◆高校生の部           村澤 瑠依    早稲田実業学校高等部(東京都国分寺市)1年

    題名『海はとてもきれいだった』  「苦海浄土 わが水俣病」 石牟礼 道子 ()   講談社文庫

◆高校生の部           小倉 果穂     島根県立松江北高校2

    題名『これからの「食生活」について考えた』  

「ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた」 斎藤 幸平()  株式会社KADOKAWA


【ゆめほたる賞】

◆小学校5-6年の部    伊部 心和    大阪府能勢町立能勢ささゆり学園 6

題名『カラスと人間』  「カラスのいいぶん 人と生きることをえらんだ鳥」  嶋田泰子()    童心社


ご応募いただいた皆様
取りまとめてご応募いただきました先生方
審査員の先生方
心より感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

★審査委員プロフィール★

環境読書感想文コンクール2023 結果発表!_a0166183_10181246.jpg  小手鞠るい (小説家)
 1956年岡山県備前市生まれ。同志社大学法学部卒業。大学時代から京都で暮らし、その後インド、東京を経て、1992 年からニューヨーク州ウッドストック在住。一般文芸、児童書ともに著書多数。サンリオ「詩とメルヘン賞」、「海燕」新人文学賞、島清恋愛文学賞、ボローニャ国際児童図書賞などを受賞。近著として『女性失格』(文藝春秋)、『今夜もそっとおやすみなさい』(出版芸術者)、『乱れる海よ』(平凡社)『泣くほどの恋じゃない』(潮文庫)、『川滝少年のスケッチブック』(講談社)など。障害のある人たち、社会的弱者とされる子どもたちに光を当てた児童向けノンフィクション三部作として『あんずの木の下で』『ぶどう畑で見る夢は』『名もなき花たちと』(原書房)がある。





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 あんず ゆき  (児童文学作家)
 広島県広島市生まれ。4歳から大阪市で育つ。神戸大学卒業。公募をきっかけに、想像もしていなかった児童文学の世界へ。『やんちゃ子グマがやってきた!』『ホスピタルクラウン・Kちゃんが行く』は、第56、57回全国感想文コンクール中学年の部の課題図書。自然や環境への思いから描いた作品に『土手をかけおりよう』『モンキードッグの挑戦』などがある。





  環境読書感想文コンクール2023 結果発表!_a0166183_16472529.png白井信雄  (武蔵野大学 教授)
 

 1961年生まれ。静岡県浜松市三ヶ日町育ち。1986年大阪大学大学院前期課程環境工学専攻修了。同大学にて博士(工学)。民間シンクタンク勤務、法政大学教授、山陽学園大学教授を経て、武蔵野大学工学部サステナビリティ学科/環境システム学科の教授。専門分野は、サステナビリティ学、環境政策論、持続可能な地域づくりの実践論。気候変動適応策、ゼロカーボン社会、気候変動政策を担う人と組織、再生可能エネルギーと地域づくり、ローカルSDGs、社会転換(トランジション)等を研究テーマとしている。主な著書に、『持続可能な社会のための環境論・環境政策論』『再生可能エネルギーによる地域づくり~自立・共生社会への転換の道行き』、『環境コミュニティ大作戦 資源とエネルギーを地域でまかなう』(単著)、『図解 スマートシティ・環境未来都市 早わかり』(単著)『SDGsを活かす地域づくり あるべき姿とコーディネイターの役割』(共著)、『気候変動に適応する社会』(共著)、『サステイナブル地域論―地域産業・社会のイノベーションをめざして』(共著)、他多数。





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花嶋温子  (大阪産業大学 准教授)


東京生まれ。福岡市育ち。大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了。現在は大阪産業大学 デザイン工学部環境理工学科准教授。専門は廃棄物計画。環境省3R推進マイスター、兵庫県環境審議会特別委員、なにわエコ会議会長、天神祭ごみゼロ大作戦実行委員長。





















# by kuni_yumehotaru | 2023-11-10 09:36 | NEWS

2023年 11月 01日

森の寝ころびヨガ開催

森の寝ころびヨガ
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林内では植物観察をしながら移動
“五感”を呼び覚ましていきます!

ふだん“食”で親しみのある植物しばりで~♪

「黒文字(クロモジ)」
「棒葉(ホウノキ)」
「山椒(サンショウ)」

嗅覚機能。高まる~126.png



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しっとり瑞々しいヒミツの場所で。。
“呼吸法”

小鳥のさえずり
葉擦れの音

鮮明な秋の光

***

心地よい空間の中
呼吸にだけ集中。

知らず知らずのうちに思考が遠くなり
とっぷりと”今ここ”体験112.png

ぐっすり眠った後のような爽快感169.png



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そして“寝ころびヨガ”
ごろんと青空を見上げながら110.png

背中で感じる大地のゆったりとした起伏
なぜか安心できて居心地良い~169.png



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“お茶会”

「本日のお品書き」
・ブレンドクロモジ茶/くにさきの森産+亀岡産
・栗餅(津村屋)/能勢産栗使用

能勢の栗を使ったお菓子を召し上がっていただきながら
地域文化のこと、生産者の後継者不足のこと、生物多様性のこと、
果ては地球環境問題や生まれながらの不平等についてなど。。

ちょっぴり今の私たちの暮らしをふりかえってみる
大切な時間を共有できました177.png



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能勢産の栗を使ったお菓子

栗づくりには問題山積み120.png
・後継者不足
・野生動物との闘い
・気候変動


感謝しながら、
しっかり、じっくり味わいました112.png



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最後、乾講師より「マザー・テレサの言葉」を教えていただきました。

「マザー・テレサの言葉」
・思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
・言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
・行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
・習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
・性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。


*****

日常の小さなことを
意識し変えてみよう。
そしてそれを続けよう。

そう
まずは呼吸から!

“呼吸”
意識して、続けていけば運命もかえられる112.png



※実施場所は「ゆめほたる里山クラブ」の皆さんに整備していただきました♪



# by kuni_yumehotaru | 2023-11-01 12:31 | ワークショップ・講座関係

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